工業炉の用語集一覧

炉や素材の種類、処理方法の名称など
約160語を収録しています。

二次硬化

[にじこうか]
焼入れ硬化後に約500℃で焼戻しを行って再硬化すること

ストランド式炉

[すとらんどしきろ]
コイル状に巻いた金属などの線材を伸ばした状態で加熱・冷却を行い巻き取っていく搬送方法を用いた炉のこと

ストランド炉(線材光輝焼鈍炉)の製品ページを見る

光輝焼鈍とは? - 技術コラムページを見る

亜共析鋼

[あきょうせきこう]
共析鋼(炭素約0.8%)より炭素量が少ない鋼のこと

過共析鋼

[かきょうせきこう]
共析鋼(炭素約0.8%)より炭素量が多い鋼のこと

急冷

[きゅうれい]
対象物を高温状態から急激に下げること

徐冷

[じょれい]

アニール

[あにーる]
→焼きなまし

内部応力

[ないぶおうりょく]
外部から力を加えた際に内部に力が残ってしまうこと。また外部からの力に関係なく物質自体が内部に保有しているものや発生してしまう応力もある

応力

[おうりょく]
物質が外部からの力を受けて発生する力のこと

応力除去焼鈍

[おうりょくじょきょしょうどん]
内部応力の除去を目的とした焼きなましのこと

ステンレス熱処理炉の製品ページを見る

張力焼鈍

[ちょうりょくしょうどん]
応力除去焼鈍の一種で熱処理中に金属に張力を加えて形状の修正などを行う焼きなましのこと

ステンレス熱処理炉の製品ページを見る

光輝焼鈍

[こうきしょうどん]
金属の光沢を失わないようにするために無酸化雰囲気で行う焼きなましのこと。ブライトアニーリングともいう

ステンレス熱処理炉の製品ページを見る

ストランド炉(線材光輝焼鈍炉)の製品ページを見る

光輝焼鈍とは? - 技術コラムページを見る

軟化焼鈍

[なんかしょうどん]
物質の硬度を低下させる目的で行う焼きなましのこと

焼入れ、焼戻し、焼なまし、焼きならしの違いは? - 技術コラムページを見る

中間焼鈍

[ちゅうかんしょうどん]
冷間加工で硬化した物質を軟化させることにより後加工の効率化や加工時の割れなどを低減する目的で行う焼きなましのこと

焼入れ、焼戻し、焼なまし、焼きならしの違いは? - 技術コラムページを見る

耐食性

[たいしょくせい]
酸・アルカリ・高温ガスなどの化学反応によって生じる材料劣化に対する耐久性のこと

耐摩耗性

[たいまもうせい]
物質同士の接触により表面が摩耗する度合いに対する耐久性のこと

絶対圧

[ぜったいあつ]
絶対真空で気圧ゼロの状態を基準とした圧力のこと

酸化雰囲気

[さんかふんいき]
酸素を含むガス雰囲気のこと

ウォーキングビーム式炉

[うぉーきんぐびーむしきろ]
ウォーキングビームの搬送方法を用いた炉のこと

セメンタイト

[せめんたいと]
鉄と炭素の化合物のこと

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行