工業炉の用語集一覧

炉や素材の種類、処理方法の名称など
約160語を収録しています。

真空置換

[しんくうちかん]
加熱室(加熱容器)の雰囲気を真空状態にして別のガスを入れること

ろう付け

[ろうづけ]
金属の接合方法(冶金接合技術)のひとつのこと

アルミT5熱処理

[あるみてぃーごねつしょり]
急冷後、人工的に時効処理を行って強度や性質を安定させること

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アルミT6熱処理

[あるみてぃーろくねつしょり]
溶体化処理後に焼戻しを行いマグネシウム・銅・シリコンなどの化合物を析出させ、人工的に時効処理をすることにより対象物の硬さや機械的強度をあげること

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アルミT7熱処理

[あるみてぃーななねつしょり]
アルミT6熱処理と同様の処理をするが、寸法安定性の確保などの目的で人工時効処理を高温または長時間行うこと

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時効

[じこう]
物質の特性が時間の経過とともに変化すること

エイジング

[えいじんぐ]
→時効

焼鈍

[しょうどん]
→焼きなまし

圧延前焼鈍

[あつえんまえしょうどん]
圧延前に加工しやすいように鋼の組織が均一になるように軟らかくすること

プッシャー式炉

[ぷっしゃーしきろ]
対象物を載せたトレーを連続で押す搬送方法を用いた炉のこと

ローラーハース式炉

[ろーらーはーすしきろ]
対象物をローラーに載せて運び送る炉のこと

メッシュベルト式炉

[めっしゅべるとしきろ]
対象物をメッシュベルトに載せて加熱するための炉のこと

張力焼鈍

[ちょうりょくしょうどん]
応力除去焼鈍の一種で熱処理中に金属に張力を加えて形状の修正などを行う焼きなましのこと

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光輝焼鈍

[こうきしょうどん]
金属の光沢を失わないようにするために無酸化雰囲気で行う焼きなましのこと。ブライトアニーリングともいう

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光輝焼鈍とは? - 技術コラムページを見る

軟化焼鈍

[なんかしょうどん]
物質の硬度を低下させる目的で行う焼きなましのこと

焼入れ、焼戻し、焼なまし、焼きならしの違いは? - 技術コラムページを見る

中間焼鈍

[ちゅうかんしょうどん]
冷間加工で硬化した物質を軟化させることにより後加工の効率化や加工時の割れなどを低減する目的で行う焼きなましのこと

焼入れ、焼戻し、焼なまし、焼きならしの違いは? - 技術コラムページを見る

耐食性

[たいしょくせい]
酸・アルカリ・高温ガスなどの化学反応によって生じる材料劣化に対する耐久性のこと

耐摩耗性

[たいまもうせい]
物質同士の接触により表面が摩耗する度合いに対する耐久性のこと

絶対圧

[ぜったいあつ]
絶対真空で気圧ゼロの状態を基準とした圧力のこと

酸化雰囲気

[さんかふんいき]
酸素を含むガス雰囲気のこと

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

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