工業炉の用語集一覧
炉や素材の種類、処理方法の名称など
約160語を収録しています。
約160語を収録しています。
有機物
[ゆうきぶつ]
酸化物などを除く炭素原子を含む化合物のこと
前洗浄
[まえせんじょう]
熱処理前に対象物に付着した切削油やプレス油を炭化水素系などの洗浄剤で取り除くこと
メタノール滴注
[めたのーるてきちゅう]
メタノールを高温下で滴注させ、熱分解によって生じる水素・一酸化炭素などの還元性ガス雰囲気とすること
マルテンサイト
[まるてんさいと]
オーステナイトを急冷することによって得られる組織のこと
無酸化炉
[むさんかろ]
不活性ガスを炉内に充填させたり真空雰囲気にしたりするなどして酸素のない状態で加熱や冷却を行う炉のこと
冷却帯
[れいきゃくたい]
対象物を加熱後に温度コントロールしながら徐冷や冷却を行う場所のこと
炉芯管
[ろしんかん]
加熱時に用いられる細長い管のこと。ガラスやセラミックス製のものがある
CIM(セラミックス粉末射出成形)
[しむ]
Ceramics Injection Moldingの略。セラミックス粉末と樹脂を混合させて金型に射出して成形する加工製造方法のこと
無機物
[むきぶつ]
有機物以外のすべてのもののこと
予熱
[よねつ]
変形や温度ムラを防ぐために、目的とする加熱温度よりもあらかじめ低い温度で加熱・保持すること
リミットスイッチ
[りみっとすいっち]
弁の開閉などの機械的動作をさせる際に正しく動いたかどうかを確認するための電気スイッチのこと
光輝熱処理
[こうきねつしょり]
酸化や脱炭を防止し金属の表面を光り輝く状態で保持すること
研磨
[けんま]
表面部分をなめらかにするために削ったり磨いたりする機械加工の一種のこと
特殊鋼
[とくしゅこう]
目的や用途に応じて鉄に炭素以外のさまざまな元素を加えた合金鋼のこと
触媒
[しょくばい]
物質が混ざり合うときにおこる化学反応において反応の前後で状態が変化せずに化学反応を手助けする物質のこと
酸洗い
[さんあらい]
金属の表面に付着した不純物を酸性の水溶液を使用して除去すること
炭素鋼
[たんそこう]
鉄と炭素の合金で炭素以外の元素が合金鋼に分類されない量以下の鉄鋼素材のこと
合金鋼
[ごうきんこう]
鉄に他の金属元素を加えた鉄鋼素材のこと
抵抗加熱
[ていこうかねつ]
対象物に電気を流す際に生じるジュール熱を利用した加熱方法のこと