社員ブログ
Vol.5 お客様との出会いから設備導入まで。
Vol.5 お客様との出会いから設備導入まで。
弊社のホームページをご覧いただきありがとうございます。
営業の小泉です。
昨年は新型コロナウィルスの影響により、お客様への訪問も当たり前でなくなるなど、今まで経験したことのない1年だったのではないでしょうか。
私たちの働き方も大きく変えざるを得ない1年となりました。再び非常事態宣言下ではありますが今年も気持ちを強く持って挑みたいと思います。
今回は営業の仕事でのやりがいのひとつであります、お客様との出会いから設備を納入するまでのお話をご紹介したいと思います。
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弊社では、お客様から問合せを受けますとまず打合せを行い、お客様が考えておられる内容を確認させていただきます。お客様の中には、具体的に炉の形式や搬送方法をご指定いただくこともございますが、工業炉という設備の導入が初めてで「何となくこんなものができないかな」というお問合せをいただくこともございます。今回はこのようなお客様とのやり取りから製品が完成したものを紹介したいと思います。
弊社のホームページをご覧いただいたお客様から、初めて焼鈍炉を導入したいとのことでご連絡いただきました。
早速お客様のご都合の良い日程を調整し、打合せに参りました。お客様は処理したいワーク、それをどう処理したいかというのは決まっているのですが、どのような設備で行えばよいか、ワークをどのように設置して処理すれば良いかはわからないというお客様もいらっしゃいます。まずお客様から処理温度や処理量、処理物の大きさ、そして予算を伺い、条件に合う炉型、ワークの設置方法等の仕様を固めていきます。
設備と言いましても色々な形や大きさがございますが、その中からお客様の要求に一番マッチする設備を導き出していきます。そのためにはお客様との綿密な打合せが必要となります。
打合せも回を重ねて参りますと、詳細な検討も必要となり設計担当と同行し伺います。その頃になりますとお客様もかなりイメージが現実に近づき、具体的な要求も出て参ります。初回の打合せではぼんやりしたイメージしかなかったのですが、この頃になりますと図面もできあがり、最初抱いていた初めて設備を導入する不安も徐々に消えていき、設備導入後製品が出来上がるイメージもお互い膨らんで参ります。
今回は、将来の自動化を見据えて設備を追加したり拡張できるよう、炉内に少し工夫を施しました。
打合せを重ねてご提案させていただいた計画に対し、お客様からGOが出たときは、言葉では表現できない喜びがあり、これが営業の醍醐味だなと感じる瞬間でもあります。またそれと同時に、設備を無事にお客様へお届けする責任感も出てまいります。
ご注文をいただくと今度は設計担当が中心となり、設備の完成に向けて設計製作に取り掛かります。
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納入後無事に据付及び試運転も完了し、これからお客様のところでバリバリ稼働開始です。
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先日、設備の様子をお伺いしました。試行錯誤の末に完成した当時のことを思い出しました。
あれから1年経ちましたが、しっかりと稼働している様子で、安心致しました。
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サンファーネスでは、熱処理方法、処理物、処理量などお客様のご希望にあわせて装置をご提案します。図面がなくても大丈夫です。お客様が思い描いているイメージをお伝えください。
今後ともよろしくお願いします。